【第26回 人工知能(AI)の活用で経理業務はどんどん楽になる!の巻】2018年02月01日
【登場人物】
黒田 健 …黒田工業㈱の社長。創業30年。建設業を営むベテラン社長。
白山 ひかる…白山運輸㈱の若手社長。創業3年目。運輸業を営む。
桃井 さくら…商工会議所の若手経営指導員
経理業務にも人工知能(AI)が活用されていることを
知人から聞かされ驚く健さん。
しかしその話を聞いたひかるは、既にAIによる
経理の自動化を進めていた。
さて、ひかるが取り入れている経理の自動化とは?
○白山社長
健さん、さくらさん、元気ですか?
○黒田社長
元気、元気、年中無休の元気おやじだよ。
ところで先週知り合いの社長から、
凄い話を聞いてビックリしたことがあってさ。
○白山社長
またですか・・・?
○黒田社長
うちの会社はネットバンキングを結構使ってるんだけど、
その出し入れが自動でパソコンに入っちゃうんだって。
○桃井指導員
自動で入るって何のことですか?
○白山社長
健さん、うちの会社はそれ既に使っていますよ。
つまり、ネットバンキングの取引が自動的に会計ソフトに
仕訳されるっていうお話しですよね?
○黒田社長
え、この話やっぱりホントだったんだ~
俺は今まで知らなかったよ。
○白山社長
その他にもうちの会社はカード決済が多いんですけど
それも、ぜんぶ自動仕訳機能を使ってクレジットカード
会社から取引を読み込んでいますよ。
何の経費になるかも学習してくれるから
ワンクリックで完了です!
○黒田社長
カード明細って届くのが遅いから何とか
ならないものかと前々から思ってたんだ。
スゲーな、うちもやってみよう!
○桃井指導員
まさしく人工知能ですね。
○黒田社長
だんだんそういう流れで進んでいけば
経理の仕事はだいぶ楽になるな。
○白山社長
うちの物流業界もAI、AIって・・
いったい将来どうなっちゃうんでしょうね?
○桃井指導員
後ろ向きに考えると不安ですけど、
前向きに考えれば楽しい未来が待っていますよ。