【第41回 】「穏やかで情熱ある経営者で在りたい」の巻2019年05月02日
【登場人物】
黒田 健 …黒田工業㈱の社長。創業30年。建設業を営むベテラン社長。
白山 ひかる…白山運輸㈱の若手社長。創業3年目。運輸業を営む。
桃井 さくら…商工会議所の若手経営指導員
【前書き】
元号も変わり、気持ち新たに会議を行う3人。
連休中の「ワクワクした」体験を話すひかるの言葉に
健さんが若い頃を思い出す・・・。
健さんが出来なかった理想としていた経営像とは?
○さくら
令和元年、新年号おめでとうございます。
ということで、長いゴールデンウィークは
どうでしたか?
○健さん
俺は溜まっていた仕事たくさん
片付けられて良かったけど何かパッとしないんだ。
○ひかる
僕は山に何度か行ってきました。やっぱり秋より春、
新緑の風景が大好きでして、ワクワクするんですよね。
○健さん
ワクワク・・・?
ひかる、その感覚、
遠い昔を思い出した!
○さくら
健さん、どうしたんですか?
○健さん
あの頃人に上手く伝えられなかった
穏やかでいたいと思うあの感覚だよ!
○さくら
健さんにも忘れてしまう感覚ってあるんですか?
○健さん
今だから思うけど、情熱と穏やかを
真逆に捉える人間が多くいてさ。
○さくら
どういうことでしょうか・・・?
○健さん
若い頃の自分は周りからよく熱い男って言われてさ、
実際はそうでもないのにね・・。
ただもう少し上手に表現していれば
廻りの見方も違ったんじゃないかと思うんだ。
○さくら
なるほどですね。
○健さん
わかってもらえずイライラすることも
何百回と味わってきたけどさ、
でも「ワクワク」と聞いて、目標にひたむきだった
あの時の感覚を思い出したよ!
○ひかる
情熱に穏やかさを備えた経営ですか・・・、
難しいとは思いますがやってみます。
○健さん
ひかる君ならできる、
是非成し遂げてくれ!!