【第52回】「良きに計らえ」に気付く、魅力ある経営者とは?2020年04月13日
さくらの誕生日に、全くどうでもいい自分のパーマの話を
する健さん。するとさくらが、母の作る味噌汁の味に反応
する父について疑問を投げかける。魅力ある経営者の雰囲
気に共通する「良きに計らえ」について健さんがひもを解く。
○ひかる
さくらさん、お誕生日おめでとう!
○さくら
ありがとうございます。
今日で27歳になりました。
○健さん
さくらさん、おめでとう!
ところでさ、今日は俺が通う
美容院の話してもいいかな?
○ひかる
えっ、健さんが「美容院」って??
○健さん
実は昨日俺はパーマをかけたんだけどさ、
結構強くかかってるでしょ?
○さくら
確かにしっかりかかっていますね。
○健さん
それでね、その美容師さんが俺に謝るんだよ、
「いつもより強くかかってスミマセン」って。
○ひかる
確かに!!
何でいつもと同じにできないのかって
思いますよね。
○健さん
いやいや、そうじゃないんだよ。
俺は謝る必要など一切ないと思うんだ。
だって強いも良し、弱いも良し、
と思わないか?
○さくら
「良きに計らえ」ってことですね。
○健さん
そういうこと。
○ひかる
自分はそんな器大きくないですね・・。
○さくら
私も思うことがあって、私の父が、
母の作る味噌汁の味を濃いとか
薄いとかいつも言うんですけど、
私は、濃いも良し、薄いも良しと
思うんです。
○ひかる
つまり、「良きに計らえ」ってことですね。
○健さん
経営者の中には色々な出来事にいちいち
反応して、どうのこうのいう人がいるけど、
穏やかじゃないね。
まあ、流れに逆らわず、起きたことを
受け入れればいいのにな。
○さくら
そうですね、確かに魅力ある社長さんは、
「良きに計らえ」って雰囲気をお持ちですよね。
○ひかる
その雰囲気、自分にはまだ無理かな?
○さくら
大丈夫、大丈夫、ひかるさんなら。