【第54回】決して悪いことばかりではない、コロナが経営にもたらすものとは?2020年06月05日
6月に入っても未曽有の経営環境が続く中にあって、
マスクを付けながらも、いつもと変わらない3人。
これからの経営はどう変わるのか?何が大切なのか?
ベテラン経営者の健さんが語ります。
○さくら
健さん、ひかるさん、こんにちは。
6月といえば、鮎釣りの解禁日ですね。
○ひかる
そうなんですか。
鮎釣りに三密の心配はないので
コロナに強い趣味ですね。
○健さん
しかしこういう事態が起きると中小企業の経営者は
リスクが大きいことを痛感するな。
① 会社で蓄えた利益を吐き出す
② 個人で蓄えた財産を吐き出す
③ 借金をする
3つの選択肢があるけど・・
○ひかる
実質はどれも同じですよね。
○さくら
大企業と違って株主と経営者が一緒ですからね。
○ひかる
健さんはこんなとき、何を心掛けているんですか?
○健さん
人がいない所で、思いっきり「ため息」ついて
時々ちらつく心の雲り空を吹き飛ばしているよ(笑)
○ひかる
僕の会社も売上が3割減ってますけど、元気は3割増しです!
きっと経営力が試されている真っ只中にいるんでしょうね。
○さくら
同時に人間力も試されていますよね。
この数か月が過ぎると何かが変わるんでしょうか?
○健さん
今までうやむやにされてきたことや、
悪い習慣などが一掃されると思うな。
○さくら
私もそうあって欲しいと思います。
その他経営的な面では何か変化はありますかね?
○健さん
間違いなく「自分のことではなく他人を大事にする経営」が
生き残るのだと思うよ。
○ひかる
それから黒字経営の重要性も今まで以上に高まりますよね。
○健さん
そうだな。黒字は勿論のこととして、
これからは経営者やるなら経営分析や資金繰りの仕組みなど、
数字を理解できているのは当たり前にならないとな。
○さくら
そうですよね。
数字に強い社長さんがこれからもっと
増えるといいですね。
○ひかる
本当の仲間と共に、力を合わせて乗り越えていこう!