【第55回】この先も続くのか、減りつつある会話というコミュニケーション2020年07月01日
7月に入り気付けば半年が過ぎていることに驚く3人だが、この数か月で
変わったことを尋ねるさくらに、人と会って話す機会が極端に減ったと
答える健さん。さて、この体験が今後の経営にどう活かされるのか考える。
○さくら
あっという間に半年が過ぎ7月になりましたね。
お変わりないですか?
○健さん
俺は会合とかも減り、人と話す機会がかなり減ったよ。
有意義に時間を使うことについて見直されるとしたら、
これは良いことだよな。
○さくら
私が最近感じるのは、経営者の方とお会いすると、
いつもは口数の少ない方が、長々とお話しする
ケースが多くなりました。
○ひかる
例えて言うなら、コロナと向き合う日々って、
数か月の間、毎日雨が降り続いている心境に似ていて、
久しぶりに人に会って話すと、心が晴れるんじゃないかな?
○健さん
なるほど、上手いこと言うね。
俺はね、テレビ報道にやられている人も多いと思うよ。
コロナ報道が嫌でテレビ観ない人増えてんじゃないかな?
○さくら
それ、私です。テレビを一度も観ない日もありますよ。
○ひかる
「人と会って話す機会」が減るって経営的にはどうなんですか?
○健さん
少なくとも既存のお客様や社員、取引先に対しては、
会うか会わないかではなく色々な工夫をして
コミュニケーションを取る必要はある。
問題なのは、新規顧客の獲得や人脈の拡げ方だよな。
○ひかる
そうですよね、商売が上手くいくのは、
「恩人や良き協力者との出会いがあってこそ」って
健さん言っていましたよね?
○健さん
確かに「人と会って話す機会」は必ず減る。
でも事業への思いを社長が発信しなければ、
恩人や良き協力者にも知り合えないし、
そもそも事業は成功しない。
○さくら
その方法を考えるのがこれからの中小企業の課題ですね!
○ひかる
なるほど、世の中が変化するのだから新しい課題を
見つけるのは経営者の役割ってことだね。
○健さん
でも俺は人と会って話す機会は減らさないからな。
さて、ひかる飲み行くぞ!