湘北短期大学インターンシップ生が視察!【テクニカルショウヨコハマ2025】2025年02月13日
今回学校法人ソニー学園湘北短期大学の学生が、厚木商工会議所で2月3日~2月7日の間インターンシップを行いました。その中で「テクニカルショウヨコハマ2025」を視察し、当所会員企業へ取材を行いました。以下、湘北短期大学生による「テクニカルショウヨコハマ2025」の視察報告です。
「テクニカルショウヨコハマ2025」とは?
2025年2月5日(水曜日)~7日(金曜日)に開催された「テクニカルショウヨコハマ2025」。
「テクニカルショウヨコハマ」は、神奈川県横浜市で毎年開催される県内最大の工業技術見本市です。主な目的は、出展を通じて業界の枠を超えた情報の発信や交流などにより、情報収集や取引の場として活用することです。厚木商工会議所工業部会所属の会員企業15社が合同で出展しましたので、お話を聞いてみました。
ATSUMO(あつぎものづくりプロジェクト)
ATSUMOは、厚木市の製造業を支援し、地域産業の活性化を目指すプロジェクトを推進するため、工業部会会員企業や大学、支援機関等により設立しました。
今回は厚木市内の中小製造業の技術が集まり作られたロボット「MANOIくん」とロボットアイドル「アンドロイド5」が、ダンスパフォーマンスを披露していました。ロボットたちのパフォーマンスで、厚木商工会議所合同ブースに来場者の呼び込みをしていました。
ほかにもテレビ取材を受けていたり、ロボットの世界大会にも出場したりしています。厚木にも世界大会を誘致し、2025年3月に厚木で世界大会が行われます。
●ATSUMO ホームページ:http://atsumo.com/
株式会社田中紙業
神奈川県厚木市に本社を構え、紙加工・紙製品の製造販売を行う企業です。主に段ボールなどの包装材をオーダーメイドで製造、販売しています。
今回の展示会には、キャットタワーやネコちぐら(キャットハウス)、爪とぎなどの猫に関する製品、その他にも輪ゴム鉄砲などのおもちゃを段ボールで作った製品を展示していました。
展示会を通して企業のことを知ってもらい、新たな顧客の獲得のために出展しています。
●株式会社田中紙業 ホームページ:http://www.tanaka296.co.jp/
アクテス京三株式会社
電子機器の製造、販売ならびに鉄道の信号制御装置などを製造している企業です。鉄道や交通インフラ向けの技術開発を行い、安全で効率的な運行を支える製品を提供しています。
今回は目に見えないほど小さなものをつかみ、自動で組み立ててくれる電子顕微鏡を展示していました。
この展示会で展示している電子顕微鏡のアルミを溶接してくれる企業を探しており、出展しています。
●アクテス京三株式会社 ホームページ:https://www.actes-kyosan.co.jp/
株式会社大栄製作所
電波機器のアンテナ支柱やシェルターなどの設計、製造、販売をしている企業です。板金加工品の設計、製造、販売も行っており、個人でも企業でも1点から金物オーダーができます。
事業内容の紹介展示はもちろん、ブックスタンドや簡易コンロなどの個人でも発注ができるものを展示していました。
この展示会で自社の宣伝を行い、新規顧客の獲得のために出展しています。
●株式会社大栄製作所 ホームページ:https://www.taiei.co.jp/index.html
【まとめ】
〇視察の感想
「テクニカルショウヨコハマ2025」を視察して、どうしてこんなに大規模な展示会を行うのか不思議でした。しかし企業によって出展目的が違うことに驚いたのと同時に、こういった展示会は必要なのだと再確認でき、とても興味深いお話が聞けて勉強になりました。
〇出展のメリットは?
出展のメリットとしては
◆出展の相談や、販路開拓の支援を受けることができます。
◆お試しで出展することもでき、他社がどのように展示会を活用しているか知ることができます。
◆商工会議所で企業がまとまって出店すると、通常20~30万かかる出展費用が4万ほどで済みます。
◆3日間ずっと一緒なので企業同士が仲良くなりやすく、ビジネスにもつながります。
◆厚木商工会議所工業部会は「テクニカルショウヨコハマ」合同出展等により、会員企業の市場開拓や技術開発の支援を行っています。
展示会名 | テクニカルショウヨコハマ2025 |
会場 | パシフィコ横浜(〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) |
開催日時 | 2025年2月5日(水)~2月7日(金)10時~17時 |
URL | https://www.tech-yokohama.jp/ |